生活デザイン学科 3つのポリシー

生活デザイン学科

教育目的

大阪成蹊学園の建学の精神「桃李不言下自成蹊」および行動指針「忠恕」に基づき、本学科は、生活全般に対する理解を深めながら、衣の領域において快適な衣生活を創造し、アパレル・ファッション業界で活躍できる「人間力」を備えた人材を育成することを教育目的としています。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

概要

2年間の学修をとおして、卒業要件単位を取得し、以下に示す「確かな専門性」、「社会で実践する力」、「協働できる素養」、「忠恕の心」を身につけた学生に対し、社会で活躍できる「人間力」を備えたものとして短期大学士の学位を授与します。特に短期大学士には、専門性の高い職業で活躍するための専門分野の確かな知識や技能、実践力が求められます。また、知識や技能だけでなく、社会人、専門職業人として活躍するための、自ら課題を発見し、解決していこうとする姿勢や、様々な人と協力して物事に取り組むことのできる素養を必要とします。

確かな専門性

  • 1.日常の衣生活における衣服管理の基本的な知識・技能を身につけている。

  • 2.和、洋の衣服制作における基本的な知識・技能を身につけている。

  • 3.ファッションビジネスにおける基本的な知識を身につけている。

  • 4.家庭生活において必要となる家政学の基本的な知識を身につけている。

また、各コースで身につける知識と技能は以下のとおりです。

  • アパレル・スタイリストコース

    • アパレル・ファッション分野の根幹である衣服制作およびデザインの専門的素養を身につけ、周辺の関連ファッション領域にも目を向け、トータルファッションを理解する。
  • ファッションコーディネートコース

    • ファッション業界の全般的な概略を幅広く学び、将来の目的に応じて制作やデザインの専門技術を修得し、トータルファッションを理解する。

社会で実践する力

  • 5.独立分業制が中心のアパレル・ファッション業界のなかで、自己が就く職の中から業界の課題を発見し、解決と業界発展に向けて取り組むことができる。

  • 6.アパレル・スタイリストコースにおいては専門技術のスキルアップを目指し、ファッションコーディネートコースにおいては、ファッションビジネスに対して常に興味と向上心を持ち、何れも継続して自己研鑽を図ることができる。

協働できる素養

  • 7.アパレル・ファッション業界が分野ごとに分業制によって成り立ち、それぞれの分野の相互理解の上に同業界が成り立っていることの理解を持ち、他者と協働して取り組むことができる。

  • 8.自身の置かれた立場と相手の立場を理解して互いに尊重することができる。

忠恕の心

  • 9.他者の意見や考え方を理解するように努め、思いやりの心を持って行動することができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

概要

教育目的に掲げる「人間力」を備えた人材を育成するために、系統的な教育課程を編成しています。本学科では、学びの専門性をより深められるよう、アパレル・スタリストコース、ファッションコーディネートコースの2コースを設定しています。本学卒業生には専門性の高い職業で活躍する力が求められますので、実践力を高められるように様々な実習や演習科目を展開しています。また、授業の形式を問わず全ての科目でアクティブラーニング授業を展開し、教育効果を最大限に高められるようにしています。学修成果と評価については、授業科目ごとにシラバスに、養うべき力、到達目標、成績評価の観点と方法、尺度を明記し、学修成果を客観的に測り、評価できるようにしています。

教育課程の編成

本学の教育課程は、「共通科目」、「学科科目」の2つの科目群で構成されています。
「共通科目」では、2年間の学びの基礎となる初年次教育を行う科目、語学力を身につける科目、幅広い教養を身につける科目、キャリア教育を行う科目など、専門的な学びを支え、「人間力」の基礎を身につけられる科目から編成しています。
「学科科目」では、衣服やファッション理解の基礎などコースの別なく知識・技能を修得する必修科目のほか、アパレル・スタイリストコースでは、制作力やデザイン力を高めるため科目、ファションコーディネートコースでは、ファッションビジネスを中心としてファッション周辺領域をも含めて、幅広くファッションを学ぶための科目など、コースの専門性に応じて履修する選択科目があります。また、コースの別なく「理論と実践の融合」と「体験による職業意識の向上と定着」を重視しており、実習や演習をとおして、各専門分野における専門知識・技能を磨き、実践力を高められるように配当年次や授業科目を設定しています。
本学科は衣料管理士養成校の認定を受けているので、上記の必修科目および選択科目の中から必要な科目の単位取得に加え、衣料管理士課程の単位を取得することで、2級衣料管理士の資格を取得できます。また、同じく教職課程の単位を取得することで、中学校教員免許(家庭)を取得できます。司書・司書教諭免許は、必修科目と選択科目とは別に、同免許取得に必要な特定の単位を取得することで取得できます。そのほか、様々な資格取得や検定合格にも積極的に挑戦できるような教育課程とサポート体制を整えています。

教育方法の特色

本学の授業は「講義」、「演習」、「実験・実習」から構成されており、全ての授業において「アクティブラーニング」を推進しています。「講義」では、教員の一方向的な授業ではなく、教員と学生、学生同士の双方向のやり取りを重視した授業を展開し、基礎となる知識や考え方を身につけられるようにしています。「演習」「実験・実習」では、講義で学んだことの実践を図り、実践を通して専門内容の修得を図ります。「演習」は、コンピュータを用いたデザイン実践で、デザインに必要なCADや基本ソフトの取扱いを修得します。「実習」は、衣服制作の過程で必要となる力として、デザインから制作までさまざまな技能を修得していきます。「実験」は衣料品の取扱いについて、科学的に検証するための実験を行い、主として衣料管理士資格取得のための必須科目としてJIS規格に基づいた専門知識・技能を修得します。このように、学びの目的に応じて適切な授業形式とすることで、学修効果を高めています。また、グループやペアで協力しながら課題に取り組む授業や、学外に出て、社会の人々との関わりの中で学びを深めていく授業、学びの専門性と密接に関連する職業現場で実践力を高めていく授業などを展開しています。学修の成果を振り返りながら、成長を実感したり、課題を明らかにしたりできる授業も展開しています。いずれの授業においても、一人ひとりの学修状況を丁寧に把握しながら、きめ細かな指導を行っています。

学修成果と評価

学修成果の評価は、本学の「人間力」教育の目的に沿って、「人間力」を構成する個別の能力や技能を身につけることができたかを測ることで行います。具体的には、授業科目ごとにシラバスにて養うべき力、到達目標、成績評価の観点と方法、尺度を明記し、客観的に学修成果を測り、評価できるようにしています。
また、2年生の最後には、卒業制作展(ファッションショー)に向けて、企画・設計から制作、展示、そして販売に至るファション業界全体の一連の流れのなかで2年間の学びを振り返るとともに、2年間の学びの集大成として、学修成果を発揮することのできる科目を設けています。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

教育目的

生活全般に対する理解を深めながら、衣の領域において快適な衣生活を創造し、アパレル・ファッション業界で活躍できる「人間力」を備えた人材を育成することを教育目的としています。

入学者に求めるもの

本学科では、入学後の教育を踏まえ、以下のような人の入学を求めています。

  • 1.関心・意欲

    • (1)大阪成蹊短期大学の建学の精神とそれに基づく教育目的を理解し、「人間力」を備えた人に成長しようという意欲を持っている。
    • (2)衣服に関心を持ち、常に挑戦しながらスキルアップをめざそうという意欲を持っている。
  • 2.知識・技能

    • (3)高等学校で履修する教科について、内容を理解し、基本的な知識を身につけている。
    • (4)特定の興味分野に縛られず、衣服に関わる経験に基づいた知識や技能を身につけている。
  • 3.思考・判断・表現

    • (5)他者の意図を適切に理解し、自分の考えを表現することができる。
    • (6)多様なアパレル・ファッションについて、自分なりの考えを持つことができる。
  • 4.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度

    • (7)多様な人々とも協働しながら、主体的に学びを深めていこうという態度を身につけている。