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《報告》製菓コースがスペイン・フランスのバスク地方で海外研修「食文化演習」を実施

2017.10.03

お知らせ

調理・製菓学科,国際交流・留学

調理・製菓学科 製菓コースでは2017年9月3日(日)~9月9日(日)に、スペイン・フランスにまたぐバスク地方にて海外研修「食文化演習」を実施しました。

製菓コースとして初の海外研修となった今回の研修には1年生7名、2年生6名の計13名が参加し、現地でのさまざまな体験を通して、菓子・料理文化とその背景にある歴史や風土を学ぶことが出来ました。

現地では事前学習で調べていた菓子店の見学・試食を行ったり、歴史ある老舗の菓子店において貴重な工房を見学したりしました。学生たちは本場ならではの魅力的な菓子の数々や本格的な設備を興味深く観察していました。
また、MOFフランスの国家最優秀職人章(勲章)を持つシェフによるプライベート講習会を受講しました。シェフからは、昔と今のフランスにおける菓子の流行の違いについての話がありました。

スペインのアルチャンダ調理・製菓専門学校を訪れた際には、同年代の学生たちと共に伝統菓子「ガトーバスク」の製造実習を体験しました。普段の製菓実習とは異なり、現地の学生とコミュニケーションを取りながら調理を行う貴重な体験となりました。

その他、スペインワインのぶどう畑では、ワインになる前のぶどうを試食し、醸造タンクがたくさん並ぶ工場内の見学を行いました。またミシュラン掲載の一つ星のレストランを訪れ、革新的な料理や洗練されたサービスの中でテーブルマナーを学んだり、市街地に立ち並ぶ「バル」で「ピンチョス」の食べ比べをしたりするなど、菓子だけではなく料理も味わうことで、幅広く現地の食について学ぶことが出来ました。

普段の学校生活ではできない多くの体験を通じて、現在の自分自身を振り返り将来に対してさらに意欲的に考え出す学生も多く、学習意欲の向上や目標設定に繋がりました。
今後も製菓コースではさまざまな演習や研修・実習を取り入れて、学生の充実した学びと夢の実現をめざしてまいります。

▼MOFフランスの国家最優秀職人章(勲章)シェフのプライベート講習会

▼スペインワイナリーのブドウ畑

▼アルチャンダ調理・製菓専門学校の学生と「ガトーバスク」の製造実習

▼アルチャンダ調理・製菓専門学校で「ガトーバスクのディプロマ」を取得

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