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《学内レポート》栄養学科が大阪府中央卸売市場と連携し、和歌山県の梅と鳥取県のらっきょうを使った食育授業を開催

2018.06.04

お知らせ

栄養学科,産官学連携

栄養学科では2018年5月31日(木)に大阪府中央卸売市場との連携事業として、梅とらっきょうを使って「漬ける」をテーマに学ぶ食育授業を開催しました。

まず梅の産地である和歌山県からは、和歌山県田辺市農林水産部と、和歌山県農業協同組合連合会の協力のもと、栄養サポート紀南の講師の方を授業にお招きし、梅干しに加え、梅ジュース、梅ジャムの作り方について講習が行われました。梅の最高品種と言われる「南高梅」は、へたも柔らかく、漬ける前の手間もほとんどないため、手軽に作ることができました。


▲南高梅の特徴についての説明

▲氷砂糖と混ぜ合わせると梅ジュースに

らっきょうの産地鳥取県からは、JA全農とっとり、JAとっとり西部の協力のもと、福部らっきょう生産組合より講師の方をお招きしました。らっきょうを漬けた経験がなく、生のらっきょうに触れたのも初めてという学生が多い中、らっきょうの「かんたん漬け」の実習とらっきょうの食べ比べは、非常に貴重な体験となりました。今回漬けたらっきょうは、約1ヵ月後には食べ頃になる予定です。


▲らっきょうを使った様々な料理を紹介

▲皮が薄く、こすり合わせるだけで皮が取れる

「漬ける」という調理方法は手間がかかる、というイメージを持っていた学生も多くいましたが、今回の授業を通し、想像以上に手軽にできるということを実感していました。また、旬の食材を漬けることで保存食として長い間楽しむという日本の食文化を改めて学ぶことができました。