パティシエ(洋菓子職人)、ブランジェ(パン職人)、ショコラティエ(チョコレート職人)、和菓子職人、
パティスリーオーナー、ベーカリーオーナー など
製菓衛生師免許、2級菓子製造技能士、
食品衛生責任者(任用資格)、サービス接遇検定準1級・2級、
色彩検定、食空間コーディネーター3級、リテールマーケティング(販売士)
1年次に約120種製造する豊富な実習では洋菓子、和菓子、製パンの知識と技術を、バランスよく身に付けることができます。
食品衛生学などの実験や座学が充実しているのも短期大学の強みです。
最初に教員によるデモンストレーションで、
手順や注意点を確認。
材料を準備し、専用の器具を用いて計量を行います。
スポンジケーキを焼いて、
生クリームやいちごの準備をします。
スポンジ・クリーム・いちごを組み立て、
周りにクリームを均一に塗る「ナッペ」を行います。
表面にクリームを絞り、
いちごを飾りつけて綺麗に仕上げます。
ケーキが完成。
お互いの作品を試食しながら、意見を出し合います。
卒業後に試験を受験しなければならない学校もある中、製菓コースでは受験資格取得に必要な授業を1年半で終えるため、在学中に合格をめざすことができます。
「応用製菓実習」では、和菓子、洋菓子のスペシャリストはもちろん、
菓子製造以外にも様々な分野から特別講師を招聘して授業を行い、将来に役立つ幅広い知識を習得します。
製菓コースの特徴のひとつが、1・2年次それぞれに行われるロールケーキやガトーのコンテスト。
学生一人ひとりがオリジナルのケーキを考案し、レシピ、味、見た目やコンセプトなどを学内外の審査員が厳正に審査します。
レシピの開発を通して、実践力が身につきます。
自分の興味に合わせてより専門的な授業を選んで受講できます。
上記のほか、フードマネジメント論、テーブルコーディネート実習などの授業もあります。
「高度製菓実習」では、基礎・応用製菓実習で身につけた知識・技術をもとに、
アメ細工・チョコレート細工・シュガー細工・マジパン細工などの高度な技術を学びます。
最終目標は、卒業作品としてオリジナルのウェディングケーキを完成させること。
作品のデッサンや製作プランから自分で考え、計画的に製作します。
中学生のころから趣味でお菓子づくりを始め、その楽しさから製菓の仕事がしたいと本コースを志望。実習室にはプロ仕様の器具や設備が整っており、週3~4回の実習では本格的な技術が身につきます。ビンゴやクイズなどを取り入れた楽しい座学や教科書に載っていないスキルを学び日々成長を感じます。将来はブライダルパティシエとして活躍したいです。
大阪の一等地にある高級ホテルで、スイーツ&ブレッドショップに並ぶ生菓子や焼き菓子はじめ製菓全般の製造に携わっています。ホテルのパティシエをめざした のは、幼いころに観たアニメや美しいウェディングケーキの影響ですが、入学当初は素人同然。フルーツカットや道具の使い方を学ぶ製菓実習では、製菓の基礎・基本をしっかり学び、職場で初めてクリーム絞りをしたときは「上手いね」と言われうれしかったです。現在は在庫管理やチョコペンでメッセージカードを描くなど、少しずつ成長する日々。実践的なカリキュラムはもちろん、他学科と交流できる多様性のある環境は、大阪成蹊短期大学ならではの魅力だと思います。
お菓子づくりには、本やインターネットでは説明できないちょっとしたコツや注意点がたくさんあります。製菓コースでは、そういった「体験しながらでないとわからないこと」を、五感で感じて自分のものにできるような授業を展開しています。
洋菓子や和菓子、パンの特別講師はもちろん、氷細工やバーテンダーなど、菓子以外のプロフェッショナルからも学ぶ多彩な授業で、皆さんの引き出しを増やします。
今までお菓子を作ったことのない人も、好奇心と少しの努力があれば、誰かの思い出に残るようなお菓子を作れるようになります。一緒にお菓子づくりを学び、楽しみましょう。
授業内容や学生生活をインスタグラムで公開中