《学内レポート》調理コースが2年生対象の「製菓特別実習」を実施

調理・製菓学科 調理コースでは2019年5月17日(金)、2回生を対象に「製菓特別実習」を実施しました。
当日は、大阪北浜に本館をもつ洋菓子の有名店である｢Cacaotier Gokan｣の高橋祥之先生と吉村俊樹先生を講師にお迎えしました。

講習では、高橋先生に考案していただいた「トロピック」というケーキを作成していただきました。トロピックとは「熱帯」という意味があり、南国のフルーツをたくさん使ったケーキです。
また、デザインは夏のさわやかさをイメージし、「太陽」がモチーフになっているそうです。

高橋先生によるデモンストレーションの中では、調理法、温度管理、製菓の繊細な作業工程などについて丁寧に指導をしていただきました。
学生たちは、先生からの指導を熱心にメモを取り、その後実際に実習を行いました。

▼実習の様子

ケーキを冷やし固めている間に、国内のコンテストで多数受賞されている吉村先生に、チョコ細工を特別に披露していただきました。
バイオリンの木目や花びらの筋の表現など、技術力と完成度の高さに学生たちは圧倒されていました。

▼学生が実習したケーキ

普段の製菓実習とはまた違って、有名店のシェフに直接ご指導いただき、学生たちにとって貴重な経験となりました。
また、技術的な事だけでなく、製菓理論も学べて非常に有意義な１日となりました。