大阪成蹊短期大学のアクティブラーニング

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従来の短期大学の授業では、先生の一方向的な話を学生がただ聞くだけという学びが一般的でした。しかし現代社会においては、そうした従来型の学びだけではなく、学生が能動的・協働的に学ぶことが強く求められています。 本学では、学生自身がリサーチや議論を重ね、課題解決を行っていく実践型の学修「アクティブラーニング」を促す授業を全学で実施しています。

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    「全授業」
    アクティブラーニングだから
    学生が参加したくなる

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    産官学連携PBL授業で
    企業・地域の課題に取り組み
    実践力を磨く

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    講義形式の授業も
    アクティブラーニングだから
    能動的に学べる

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1.全ての授業にアクティブラーニングを導入

学生が参加したくなる「学生が主役」の授業を実施

大阪成蹊短期大学で行われる授業は全て、アクティブラーニング(能動的な学修方法)を取り入れた「アクティブラーニング型授業」です。
学生たちは常に見る・考える・書く・話す・発表するなどの活動を通じて、主体的かつ能動的に学ぶことができます。
学生が主役となる授業は、学生の知的好奇心、モチベーションを刺激します。
また、自分自身の成長を強く実感することにもつながります。

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2.産官学連携を通じたPBL授業で学ぶ

企業や地域が提示する「現場」の課題に取り組む

本学では、専門分野の学びに沿ったアクティブラーニング型授業を実習・演習で実施しています。
提示された課題に対し、学生たちがチームでリサーチや議論を重ねて課題解決を行っていく実践型のPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)授業を積極的に展開しています。

企業や地域との連携を通じた「産官学連携PBL授業」では、専門分野の現場を実際に体験しながら学ぶことができます。専門知識の活用の仕方を身につけることはもちろん、各分野で働くことへの具体的なイメージを持つことにも繋がります。

現場でのアクティブラーニング「産官学連携 PBL授業」

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    調理・製菓学科 調理コース

    JA全農とくしまレシピコンテスト

    JA全農とくしまからの要望を受け、徳島県特産の「れんこん」と「なると金時」を使ったレシピ作りに挑戦しました。家庭で簡単に調理でき、若い消費者のニーズに合う料理を目指して学生自身がレシピの考案と調理に取り組み、優秀作品は「JA全農とくしま」のリーフレットやホームページに掲載されました。

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    Active Learning

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    生活デザイン学科

    手刺しの花布巾の制作

    株式会社アンドフィーカとの連携を通じ、北欧デザイナーがデザインした刺し子デザインを生活デザイン学科の学生が手刺しの花布巾として制作しました。完成した花布巾はスウェーデン大使館で開催された北欧デザインの展覧会にて展示され、学生達はデザインが完成形になり世に出て行くプロセスを学びました。

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    Active Learning

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    観光学科

    池田市での観光調査

    協定を結ぶ池田市との連携事業として、海外からの観光客の動向把握を目的としたアンケート調査を行いました。インスタントラーメン発明記念館の協力も得ながら、たくさんの方にご回答をいただきました。その後、集計結果をもとに池田市の観光に関する提案を行いました。

3.講義形式の授業もアクティブラーニング

多人数の一斉講義でも学生が主役となって能動的に学べる

本学では、実技・実習授業だけにとどまらず、教室で行われる講義形式の授業においても、積極的にアクティブラーニングを実践しています。
たとえ多人数に対して一斉に講義を行う場合でも、「学生が一方向的に先生の講義を聴く」のではなく、学生が主体的に参加できる双方向性を重視しています。
学生はグループやペアでのワークシートの作成やディスカッション、プレゼンテーションを通じ、授業で与えられる課題に対して意見を出し合って考えます。
「どのように考え、どのように理解するのか」、そのプロセスを共有し可視化することで、考え抜く力を鍛えることができます。

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