産官学連携事例紹介

【兵庫県川西市 ~きんたくん健幸体操~】 大阪成蹊短期大学

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2014年度に川西市健康福祉部健康づくり室との連携事業で、オリジナルの健康体操「きんたくん健幸体操」を開発しました。市民に親しまれる健康体操をオリジナルでつくり、広めていくことにより、健康への意識を高めていきたいというご要望を受け、医学博士である幼児教育学科 臼井准教授が監修したエアロビクス編、ストレッチ編、筋トレ編、ウォーキング編と、川西市医師会が開発した転倒予防編とを合わせて、5部構成の体操が完成しました。完成した体操はDVDの制作が行われ、臼井ゼミの学生が出演し、本学の中庭にて撮影が行われました。
DVD完成後は、体操の普及を目的にした実技指導の講演会や今後の普及を推進する体操リーダーの育成活動を行っています。
2015年度には22名のリーダー認定者が誕生し、リーダーによる自治会や小学校の体育祭などでの実技指導が行われ、体操の普及が進められています。

【飛騨高山での農業体験】 大阪成蹊短期大学

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大阪府中央卸売市場と締結する連携協定に基づき、大阪成蹊短期大学では2013年度よりJA全農岐阜、JAひだとの連携事業として、「田舎へ泊まろう企画」を行なっています。
2017年度は栄養学科の学生10名が夏休み期間中に飛騨高山を訪問し、農業体験を行ないました。学生たちは4班に分かれてトマトの不要な葉を取り除く選葉作業や出荷前のほうれん草の葉の選別、トマトの収穫などを体験しました。そのほかにも、ほうれん草やトマトの出荷の手伝いや、飛騨高山トマト選果場でトマトが選定されて箱詰めされる様子の見学などを通して農作物が消費者まで届く行程を改めて実感しました。
事前学修として、授業にJA職員の方を講師に招きし、岐阜の農業やトマト・ほうれん草に関する知識を学び、事後学修として、産地の婦人会の皆様と一緒に大阪の量販店で試食販売を行うなど、体験学修がより深い学びとなるよう、一時的な体験ではなく事前事後の継続的交流を行なっています。

【大阪府箕面市 ~ 箕面市観光統計調査~】 大阪成蹊短期大学

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観光学科では、授業「観光統計調査法」の一環として箕面市と連携してアンケートによる観光調査を行いました。
2014年度は、阪急箕面駅の周辺で、11月の紅葉シーズンに、「箕面の大滝」を訪れる観光客に対して行い、訪問目的や行動傾向などを分析し、調査結果をまとめて発表会を実施しました。
2015年度は、大江戸温泉物語 箕面観光ホテルにご協力頂き、宿泊ならびに日帰り入浴に訪れる観光客を対象に、施設、食事、アクセス等の顧客満足度に関する調査を実施しました。箕面市 商工観光課、大江戸温泉物語 箕面観光ホテルのご担当者の方からは「普段から何となく推測していたことが、数字でデータになることで説得力が出ました」といったコメントを頂きました。

【徳島県特産のなると金時とれんこんのレシピコンテスト】 大阪成蹊短期大学

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調理・製菓学科 調理コースでは2016年度より、大阪府中央卸売市場と締結する連携協定に基づき、JA全農とくしまとの連携事業として「徳島県特産のなると金時とれんこんのレシピコンテスト」を実施しています。
事前学修として、夏休みの課外活動として徳島県を訪れ、なると金時とれんこんの収穫体験を通じて、土壌による育ち方の違い、食材の扱い方、おいしい食材の見分け方などを学びました。
その後、夏休みの課題として食材の特徴を活かしたレシピの考案を行い、毎年10月には産地の皆様を審査員としてお招きしてのレシピコンテストを実施しました。優秀作品に選ばれたレシピはイベントの際などに配布されるPR冊子に掲載され、PR活動に活用いただいています。