調理コースが2年生対象の「製菓特別授業」を実施

調理・製菓学科 調理コースでは2022年5月18日(水)、2年生を対象に「製菓特別授業」を実施しました。

当日は、大阪北浜に本館をもつ洋菓子の有名店である「有限会社 五感」の高橋祥之氏と稲井菜月氏を講師にお迎えしました。

（右)高橋氏(左)稲井氏　（撮影時のみマスク非着用）

授業では、「ピスタチオと苺のムースショコラ」という濃厚なピスタチオのムースの中に、フレッシュの苺をふんだんに使用した苺のジュレとバニラムース、食感のアクセントになるフィアンティーヌが入ったケーキを作成していただきました。
苺のジュレの中には爽やかさ、酸味、香りのバランスなどを考えてバルサミコ酢が使用されていました。

高橋氏によるデモンストレーションの中では、調理法、温度管理、製菓の繊細な作業工程などについて丁寧に指導をしていただきました。学生たちは熱心にメモを取り、理解したのち実際に実習を行いました。

▼デモンストレーションで重要ポイントの説明

▼実習の様子

ケーキを冷やし固めている間、チョコレートのテンパリングを見せていただき、そのチョコレートを使って飾りのトッピングを作っていただきました。

▼仕上げ作業

▼デモンストレーションで完成したシェフの「ピスタチオと苺のムースショコラ」

普段の製菓実習とはまた違って、有名店のシェフに直接ご指導いただき、学生たちにとって貴重な経験となりました。
また、技術的な事だけでなく、製菓理論も学べて大変有意義な１日となりました。