調理・製菓学科の授業で使用する4つの調理実習室は、プロ仕様の調理台と調理器具を備えています。
うち2つの実習室には大型ディスプレイが設置され、指導教員の手順や手元をよく確認することができます。実習台には対面でガス台を設置、火口は6つあり、
個人力を高めるワンセルフ実習等で有効活用されています。また作業台は人工大理石で衛生的な仕様となっています。
「レストラン実習室」では、実際にお客様へ料理を提供。お客様が召し上がるタイミングに合わせてコース料理を仕上げ、サービス技能も並行して学べます。
調理・製菓学科の授業で使用する製菓実習室は、広く開放的で40人クラスでの実習でもストレスを感じません。
計量スペースやオーブン付近が広く、安全に調理が行えます。調理実習室と同じくディスプレイ完備で、どこからでも手元が見やすくなっています。
実習台は全て天然大理石使用で、大理石と金属部分との境目がなくクッキーの成形やチョコレートの温度調整なども効率的・衛生的に作業できます。
火口も業務用の高カロリーバーナーを備え、スピーディーな作業が可能です。
また、店舗等でも需要の多い製菓用コンベクションオーブンと、通常の平窯オーブンを設置するなど、現場の作業を視野に入れた設備になっています。
さらに、西日本の製菓衛生師養成施設校では初めて、本格的業務用オーブン「バッケンスルーオーブン」を導入しました。
両面開閉式扉で、焼成中の菓子の状態を観察することができます。
栄養学科では、栄養士として必要な知識、技術を身につけるため、充実した施設が整っています。
給食管理実習で使用する調理実習室のほか、様々な実験器具、食品成分の分析に用いる分析機器のある実験室を備えます。
幼児教育学科が実習授業を行う保育実習室は、本物の幼稚園の教室を模した部屋になっており、幼児の発達にとってふさわしい保育環境を体験しながら学べます。
フリースペースや絵本、紙芝居等を取りそろえ、保育・幼児教育の専門職として必要な素養を身につける場となっています。
また、季節ごとに壁面を飾りつけたり、教材を手作りしたりすることで、保育環境を整える感性を磨きます。