OSAKA SEIKEI TOPICS
2020.05.01
ニュースリリース
短期大学
新入生・在学生・保護者の皆様
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、学生の皆さんは、不要不急の外出を自粛し、自宅での学修や生活に努めておられると存じます。こうした中、大阪成蹊学園の各校では、5月11日以降も遠隔授業を実施することとし、従来の対面での授業と同等の教育水準を保ち、従来以上にきめの細かな学修指導・学生支援ができるよう、様々な準備を進めているところです。
そこでこの度、学生ならびに保護者の皆様に対する支援として、下記とおり4点の施策を行うことを決定しました。詳細や具体的な手続きに関しては別途案内申し上げますが、その骨子を取り急ぎお知らせいたします。
1.遠隔授業を履修する上で必要な学修環境整備のための支援金3万円の全学生への支給
現在の新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑み、前期授業においては引き続き遠隔での授業を実施していくこととしますが、インターネット環境の整備やデバイス、周辺機器の購入等に必要な経費負担を軽減するための緊急支援として、学生全員に一人当たり一律30,000円を支給いたします。
2.タブレットPC・ノート型PC1000台、ピアノ練習用キーボード100台の希望者への無償貸与
学生のオンライン学修環境整備のため、タブレットPC・ノート型PCを無償で貸与いたします。またピアノの実技科目を履修している学生で自宅にピアノがない学生には、ピアノ練習用のキーボードを無償で貸与いたします。
3.全学生とのオンライン面談による個々の学修・生活状況の把握と個別フォローの実施
全学生とのオンライン面談を実施し、遠隔授業を通じた学修の困りごとや生活の悩みなどの把握に努め、個別に必要なフォローを実施してまいります。また、家計急変に伴い学修の継続が困難であると悩む学生が、漏れなく必要な政府の奨学金制度等の申請を検討できるよう十分に配慮し、制度の周知と申請のサポートに努めてまいります。さらに、就職活動中の学生に対しては、LINEを活用したオンラインでの相談体制を整備しており、今後も引き続き、学生が安心して就職活動ができ、内定を勝ち取ることのできる就職活動支援を実施してまいります。
4.前期授業料の納入が困難な学生への延納・分納の対応
家計急変による授業料等の延納・分納にも、可能な限り応じるように配慮してまいります。
新型ウイルス感染症の流行状況によっては、上記内容に変更が生じる場合があります。重要な情報は全てポータルメール及びホームページにてお知らせしていますので、引き続き本学の発信する情報は必ず確認するようにしてください。
末筆になりますが、皆さん一人ひとりが感染拡大の防止に努め、また各自の健康にくれぐれも留意して過ごしてくれることを願っております。この事態が収束したときに、一回り大きく成長した皆さんと再会し、顔を合わせて学ぶことのできる機会を教職員一同心待ちにしています。