OSAKA SEIKEI TOPICS

調理コースが「企業連携レシピコンテスト」を実施

2020.09.18

お知らせ

調理・製菓学科,産官学連携

2020年5月に調理・製菓学科 調理コースの2年生が「企業連携レシピコンテスト」を実施しました。

このコンテストでは、大豆食品を製造する「さとの雪食品株式会社」よりご提供いただいた『北海道産とよまさり美味しいとうふ絹ごし』『ごつうま堅とうふ』『国産大豆 絹厚揚げ』『ふっくら大判京あげ』『おからパウダー』のいずれかを使用し、その商品の特徴を活かしたオリジナルレシピを考案しました。さらに原価計算・食材購入等も自ら行って実際に調理し、その一連の取り組みを通じてメニュー開発の手法を学ぶことも目的として行いました。

本来は、コンテスト当日に調理実習の授業で調理した料理を「さとの雪食品株式会社」の方々に実際に試食審査していただき、優秀作品を選出する方法で企画していましたが、コロナ渦による実習授業のスタイルの変更を余儀なくされ、今回は学生の自宅で試作・撮影を行い、データでの審査にてレシピコンテストを実施しました。

審査の結果、優秀作品に入賞した作品をご紹介します。

【北海道産とよまさり美味しいとうふ絹ごし部門】


▲第1位『もっちり食感のお豆腐ドーナツ』
~学生コメント~
豆腐を入れることでもちもちとした食感になり、油っぽさを気にせずパクパク手が止まらなくなるようなドーナツです。ポイントは『冷めても美味しい』ことです。


▲第2位『豆腐のカルボナーラごはん』
~学生コメント~
カルボナーラソースを豆腐で作ることでカロリーオフを意識しました。グルテンフリーなので小麦粉を控えている方でもカルボナーラを楽しめます。

【ごつうま堅とうふ部門】


▲第1位『パリパリ・ふわふわっ 揚げ豆腐餃子』
~学生コメント~
餃子にしたポイントは子供と一緒に楽しんで作れることと作り置きやお弁当に入れることができることです。


▲第2位『豆腐入り蕪蒸し~なめこあんかけ添え~』
~学生コメント~
食べた時にほんのりと豆腐を感じることができ、食感もふんわりとした蕪蒸しに仕上げました。

【国産大豆 絹厚揚げ部門】


▲第1位『絹厚揚げの肉巻き ~梅ソース添え~』
~学生コメント~
絹厚揚げのジューシーさを残すために豚バラで巻きました。野菜のシャキシャキ感と絹厚揚げのもっちりとした2つの食感が楽しめます。


▲第2位『ちょっとしたおかずにもなる厚揚げさん』
~学生コメント~
子供から大人まで幅広い層で楽しんで食べてもらえるように赤・黄・緑が入るように彩りを意識しました。

【ふっくら大判京あげ部門】


▲第1位『京揚げと豚肉巻きのトマト煮込み』
~学生コメント~
メインにもなり、スープとしても食べられるところがポイントです。


▲第2位『海鮮風サラダいなり寿司』
~学生コメント~
サーモンをバラ型にする際に上から花になっていることがわかるようにも意識しました。サラダ風いなり寿司なので赤・緑・黄の彩りにもこだわりました。

【おからパウダー部門】


▲第1位『おからパウダー入り ウマ辛エビチリ』
~学生コメント~
おからパウダーの食物繊維を上手に摂ることができるレシピにしました。盛り付けのポイントとして小皿に分けて食べやすいサイズにしたことです。


▲第2位『おからでタコライス』
~学生コメント~
おからパウダーを入れることでボリュームを出し、食物繊維がしっかり補えます。おからパウダーだけでなく大豆も加えることでさらにヘルシーにお腹も満たされるように工夫しました。

以上の入賞作品のレシピは、さとの雪食品株式会社様のホームページ『ヘルシーコラム』に掲載していただいておりますので、ぜひご覧ください。

また、緊急事態宣言解除後、登校日に入賞者たちの表彰式を行いました。


▲表彰式・入賞者集合写真

通常では調理実習室で行う料理作成の工程を、今回は各家庭で行いました。そのため調理器具やスペースなどの問題を解決しながら取り組んだことが経験となり、今後のスキルアップに役に立つ良い機会となりました。

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