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令和5(2023)年度 大阪成蹊大学 / 大阪成蹊短期大学合同の入学式を挙行

2023.04.04

お知らせ

幼児教育学科,栄養学科,調理・製菓学科,生活デザイン学科,観光学科,経営会計学科,グローバルコミュニケーション学科,短期大学

2023年4月1日(土)に、大阪成蹊大学 / 大阪成蹊短期大学合同の令和5(2023)年度入学式をグランキューブ大阪メインホールにて挙行し、大学1091名(大学院含む)、短期大学515名の新入生を迎えました。
学生は、式典会場で参加し、保護者(保証人)の方は別会場でライブ配信を視聴するかたちでの開催となりました。

ダイジェスト動画(約2分)はこちら

【紺野 昇 学長式辞(抜粋)】
入学された515名の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの入学を心よりお祝い申し上げ、歓迎いたします。本学園は今年90周年を迎えますが、大阪成蹊短期大学は1951年の創立で、72年の伝統を誇り、本年度に開設する経営会計学科の医療事務コースを含め7学科の我が国最大級の総合短期大学です。
本年も昨年に続いて500名を超える多くの皆さんに入学していただきました。本学は大規模な短大であっても一人ひとりを大切にした教育に努めており、アドバイザー制、いわゆる担任を配置して一人ひとりの学生により沿い、学生の自主性を育むとともに、それぞれの夢の実現にむけた様々な支援に努めています。
ここ数年続いたコロナ禍であっても、大学短大とも高い就職率を維持しており、特に今年の短大の卒業生においては、7学科すべての就職内定率は100%を達成しています。加えて、短大から併設大学への3年次編入の学生も年々増えており、今年の3年次編入者は過去最大となっています。 皆さんが成長し、自己実現できる最大の要因は、本学教職員の支援に応えた学生の学習努力にほかなりません。皆さんが学ぶ学習プログラムは、大阪成蹊学園に併設するすべての大学・短大・高校が取り組むLCD教育です。

本学のLCD教育は、皆さんの能力を生かす力となっています。LCD教育のLリテラシーは、ある特定分野、専門分野の知識や能力のことで、日々の授業で身に付けてもらいます。個人の能力を発揮するための様々な行動特性がコンピテンシー、Dはデグニテイで、「品格」を育てることを目標にしています。
LCD教育を先導する本学のキャリア科目では、大学短大では現在の社会問題であるエネルギーや環境などのSDGsをテーマとして授業を行いますが、授業後の学生による授業評価のアンケートでは、学習の成果として「グループワークで自分の意見を言い、友人の意見を聞くことでより探求心が深まった」、「自分が成長したと思うところは、積極的な姿勢になれたこと」等の回答がありました。 短大生の皆さん、短大での2年間は、大変短い期間です。この二年間の努力で、皆さんの未来が決まるといっても過言ではありません。
本日入学された大学短大のすべての皆さんが日々研鑽を積まれ、本学でのLCD教育の中で有意義な学生生活を送り、昨日の自分よりも今日の自分が成長し、立派に輝やかれることを願って、入学式の式辞とします。


▲紺野 昇 大阪成蹊短期大学学長


▲新入生宣誓(栄養学科 中村 朱李さん)

【大阪成蹊学園 石井 茂 理事長・総長祝辞(抜粋)】
本日はご入学おめでとうございます。学校法人 大阪成蹊学園は本年4月20日に創立90周年を迎えます。過去の卒業生が13万2千人におよぶ伝統と実績のある学園ですが、ここ10年余りで在籍者数が大幅に増加し大躍進を遂げています。また大阪成蹊大学ではさらに進化を遂げるために相川駅前に新キャンパスを開設しデータサイエンス学部、看護学部を創設し第1期生を迎え入れました。これにより大阪成蹊大学は、文理芸6学部の総合大学となり、本学園も新たな発展・進化のフェーズになりました。

学園の「建学の精神」である「桃李不言下自成蹊」は、「桃や李は何も言わないが、その美しい花や実に惹かれて多くの人が集まってくる、そこでその木の下には自然に蹊(こみち)ができる」というものです。これを人に置き換えて言いますと、徳や能力があり信頼の厚い人のもとには、自然に多くの人が集まってきて大いに繁栄するという意味です。これは紀元前の書物である「史記」の一節にある言葉です。
大阪成蹊学園ではこの「成蹊」を学園名として、人望が厚く、人が頼りにして集まってくるその様な「人間力」のある人を育てることを目標にしています。そのために「LCD教育」を開発し、日々の授業で実践しています。Lはリテラシー、読解記述力、Cはコンピテンシー、実践力や行動特性、Dはディグニティ―、人間の品性・人格・威厳を意味しています。
大阪成蹊学園の「教育の基本」は、優れた能力と豊かな人間性を持ち、正々堂々とした生き方ができる人材の育成にあります。皆さんの成長を祈念いたします。


▲石井 茂 大阪成蹊学園 理事長・総長

第2部では、新入生の門出を祝し、日本センチェリー交響楽団による新入生歓迎コンサートが開かれました。日本センチュリー交響楽団は、1989年に発足。音楽の殿堂サ・シンフォニーホールや豊中市の芸術拠点として親しまれている豊中市芸術文化センターなどで定期演奏を行っており、地域発展や教育プログラムにも力を入れています。


▲日本センチュリー交響楽団と学園歌をご披露いただきました歌手の皆さま


▲メインホール


▲別会場でのライブ配信

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。

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