教員紹介

教授

白瀬 浩司

SHIRASE Koji

主な担当科目

文学と歴史/ 文章表現法/ 表現文化論/ こどもと絵本(実践)

所属 グローバルコミュニケーション学科
最終学歴・学位 同志社大学大学院 文学研究科 博士後期課程単位取得後満期退学・文学修士
大阪教育大学大学院 教育学研究科 修士課程修了・修士(教育学)
専門分野

日本文学、教科教育学

主な業績(著書・論文等)
【著書】
・単著『物語のすがた 初等国語教育・絵本と童話の教材分析』(太陽書房、2020年)
・単著『動態としての国語教室 中等国語科教育・教材分析と授業実践』(太陽書房、2018年)
・編著『物語・教材分析と創作』第1集~第9集(オンブック2012~2013年/太陽書房2014~2020年)
・単著『《読み》のたちあがる場をめざして』(教育出版センター、1997年)
・共著『豊竹座浄瑠璃集』(二)・(三)、(国書刊行会、1990年・1995年)

【論文】
・「文字情報と絵画情報から読み解く物語―絵本『わすれられないおくりもの』教材分析―」(『大阪成蹊短期大学研究紀要』第18号、2021年2月)
・「絵本『どろんこハリー』試論」(『大阪成蹊短期大学研究紀要』第17号、2020年2月)
・「絵本『100万回生きたねこ』試論―幾多の反転を内包する物語―」(『九州女子大学紀要』第54巻1号、2017年10月)
・「絵本『くまとやまねこ』試論」(『九州共立大学総合研究所紀要』第10号、2017年3月)
・「忘れかけた子ども心が、軽やかに再起動するとき―《教材分析》佐野洋子『だってだってのおばあさん』(小学校1年生)―」(『九州女子大学紀要』第52巻1号、2015年10月)
・「脈絡なき途絶という方法―《絵本分析》小林豊著『せかいいちうつくしいぼくの村』―」(『生涯学習研究センター紀要』第18号、2013年3月)
・「小学校国語科指導法の課題と実践―教員養成教育と保育者養成教育のはざまで―」(『同志社国文学』第61号、2004年11月)
・「生徒たちの《現実》と切り結ぶために」(『月刊国語教育』第22巻第4号~第22巻第9号、2002年6月~11月)
・「小さくなった洋服、動態としての自我―山田詠美『賢者の皮むき』の授業―」(『同志社国文学』第50号、1999年3月)
・「意図せざる善意/意図せざる悪意―鷺沢萠『ほおずきの花束』の授業―」(『解釈』第44巻第4号、1998年4月)
・「《読み》のたちあがる場をめざして―清水義範『トンネル』の授業―」(『教育』第46巻第10号、1996年10月)

【書評】
・「拒絶から受容へ、そして共に生きる(複眼書評『兄の名は、ジェシカ』ジョン・ボイン著/原田勝訳)」(『子どもの本棚』第49巻第10号、2020年10月)
・「『天を掃け』(黒川裕子・著、中村ユミ・絵)」(『子どもの本棚』第49巻第7号(2020年7月)
・「『みんなちがって、それでいい―パラ陸上から私が教わったこと』(重本沙絵・監修、宮崎恵理・著)」(『子どもの本棚』第48巻第6号、2019年6月)
・「悪魔(あるいは天使)への旅程(『エヴリデイ』デイヴィッド・レヴィサン著/三辺律子訳)」(『子どもの本棚』第48巻第5号、2019年5月)
・「『ちっちゃなちっちゃなものがたり』(瀬田貞二訳/瀬川康男絵)」(『子どもの本棚』第46巻第7号、2017年7月)
・「見ることと、定位すること(『すべては平和のために』濱野京子作/白井裕子絵)」(『子どもの本棚』第46巻第3号、2017年3月)

【講演活動】
・「《大人読み》による絵本との出会い直し―子どもの目線を借りて、大人の理知で読み解く絵本の物語―」(那智勝浦町立図書館40周年記念「読書フォーラム」、2020年3月)
・「庶民が育てたお江戸の文化」(木屋瀬市民センター講座「こやのせ歳時記・秋」第3回、2017年11月)
・「童話の世界を楽しもう―久しぶりに『ごんぎつね』と出会いなおす―」(木屋瀬市民センター講座「扉を開けて」第4回、2016年12月)
・「いのちのもとは男女の情」(北九州市民カレッジ「未来をになう子どもたちへの生教育」第2回、2015年8月)
・「絵本との出会い直し―疑問を起点とした大人読みを通して―」(子どもの育ちを考える会、2015年6月)
・「ファンタジーへの招待―あまんきみこ『白いぼうし』―」(高須市民センター講座「すきっぷマルシェ」第3回、2014年12月)

【免許・資格】
・中学校教諭専修免許状(国語)/京都府教育委員会
・高等学校教諭専修免許状(国語)/京都府教育委員会
・絵本専門士/国立青少年教育振興機構
所属学会 日本国語教育学会、全国大学国語教育学会、日本文学協会、日本風俗史学会
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学生へのメッセージ

「苦しいけれど、苦労じゃない。楽じゃないけど、楽しい」。学生生活の中で、そう思えるような自身の学びのテーマを発見してください。学び問うことは、単なる机上の営みではなく、私たちが生きていく姿勢の問題でもあると、私は考えています。