教員紹介

教授

加戸 敬子

KATO Hiroko

主な担当科目

音楽概論/ 子どもの音楽/ こども音楽療育概論/ こども音楽療育実習

所属 幼児教育学科
最終学歴・学位 兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 教科・領域教育学専攻芸術コース(音楽)修了・修士(学校教育学)
専門分野

音楽教育、音楽療法、ピアノ演奏法

主な業績(著書・論文等)
【著書】
・「こどもが大好きなうたの本1・2(共著)」大阪成蹊学園2016
・「うたの本(共著)」大阪成蹊学園2015年
・「音楽療法カンファレンス(共著)」北王路書房,2015
・「医学的音楽療法: 基礎と臨床(共著)」北大路書房、2014
・「新ALSケアブック-筋萎縮性側策硬化症療養の手引き(共著)」川島書店、2013
・「ALS訪問音楽療法ガイドライン−これからはじめる人へ−(共著)」厚生労働省科学研究費補助金難治性克服研究事業特定疾患患者における生活の質の向上に関する研究 2011
【論文】
・「こども音楽療育実習」からみる学生の障碍児理解の変化(共著)大阪成蹊短期大学紀要,第58号,2021
・幼児の表現における指導法―初回幼稚園教育実習からみた音楽活動を事例として―(共著)大阪成蹊短期大学紀要,第57号,2020
・集団音楽療法によるパーキンソン病患者の心理的効果―POMS(気分プロフィール検査)短縮版を用いて―(単著)大阪成蹊短期大学紀要,第56号,2019
・「子どもの主体的な音楽表現と発達-臨床音楽教育を視点として-(単著)」大阪成蹊短期大学紀要,第55号,2018
・「保育者養成における音楽教育-弾き歌いオリジナルテキストを通して-(単著)」大阪成蹊教職研究,2018
・「音楽がQOLに与える影響についての研究-スピリチュアルケアを目的としたALS訪問音楽療法を通して-(単著)」大阪成蹊短期大学紀要,第54号,2017
【学会発表等】
・《心の窓》を通してクライエントを理解する(4)―精神科病棟でのソングライティング―日本発達心理学会第32回大会,2021
・「心の窓」を通して人と交流するということ(2)-音楽療法における音楽の共有とライフレビューー、日本発達心理学会第31回大会,2020
・「神経難病患者に対する音楽療法の効果」日本発達心理学会第30回大会,2019
・「集団音楽療法によるパーキンソン病患者の心理的変化について-気分プロフィール検査(POMS)短縮版を通して-」日本音楽療法学会第16回近畿学術大会,2018
・「神経難病病棟でのALS患者への音楽療法-Grief careを目的とした心理士との連携-」日本神経学会第57回学術大会,2016
・「神経難病患者へのスピリチュアルケアに関する音楽療法の検討-在宅ALS患者とその
介護者のアンケートを通して-」日本音楽教育学会第43回学術大会,2012
・「在宅ALS患者と介護者に対する音楽療法による心理的効果~訪問音楽療法の事例を通して~」日本神経学会第53回学術大会,2012
(他20本)
【その他】
・「経難病患者に対する心理療法と音楽療法との協働の可能性(文部科学省科学研究費補助金基盤研究C,課題番号20K03414)2020年〜
<講演活動>
・明石保育協会研修会「音楽療法的視点による保育」2019
・枚岡在宅緩和ケア研究会「在宅緩和ケアにおける音楽療法」2019
・厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業 第5回筋ジストロフィーCNS障害研究会,2018
・全国パーキンソン病友の会兵庫県支部第28回患者・家族交流会、2017
・兵庫県立尼崎総合医療センター難病教室講演会、2017
・精神障害者社会復帰促進協会「こころのミュージック」2015~2021
・吹田市市民研修会、2012~2015
・神経・筋疾患在宅呼吸ケアフォーラム,2012
・明石市立幼稚園教育研究大会,2010
・兵庫県国立幼稚園教育研究会保育内容研修会,2009 他
<社会的活動>
・日本音楽療法学会代議員、2018~
・吹田市音楽療法推進会 理事 2017~
・神経疾患音楽療法研究会 役員 2010|
・明石市教育委員会スーパーバイザー 2008~

<演奏活動>
・クロマチックハーモニカとピアノによるホスピタルコンサート(茨木病院、刀根山病院)2016・2017・2018・2019年
・Concert de Mille「名曲の花束Vol.1~4」2012・2014・2015・2016年(兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール)
・杉本京子先生に捧ぐメモリアル・コンサートⅡ(いずみホール 2014年) 他

<免許・資格>
中学・高校教員専修免許(音楽)、日本音楽療法学会認定音楽療法士
所属学会 日本音楽教育学会、日本音楽療法学会、日本発達心理学会、日本音楽医療研究会

学生へのメッセージ

人は遺伝子や細胞にリズムとメロディーを持って生まれてきています。音楽は言葉を使わず心と心で触れ合うことができますが、使い方によっては毒にも薬にもなります。人の心に届く音楽を目指し引き出しをたくさん作りましょう。