OSAKA SEIKEI TOPICS
2019.08.07
お知らせ
グローバルコミュニケーション学科
グローバルコミュニケーション学科では、詩・日本の古典文学・戯曲・漫才・落語などの様々な表現形態について実践的に学んでいます。
2019年7月3日(土)には、1年生の「キャリアベーシック」の学外授業において、なんば花月で吉本の漫才・落語公演を鑑賞しました。
単に鑑賞するだけではなく、事前にお笑いの文化や伝統に関する調査を行った上で鑑賞し、その後、漫才・落語特有の表現方法などについて気づいたことを発表し合いました。
▲なんば花月での観劇の様子
また7月26日(金)の「音声表現法」の授業では、漫才・落語のコピー実演を行いました。
「キャリアベーシック」の鑑賞体験を踏まえ、今度は「実際に話芸の発信者となる」体験を通し、その難しさを体感しながら、漫才・落語への理解をさらに深めることができました。
学生たちはお互いの実演を評価しながら、漫才・落語における「複数の人物同士の対話」や「聴き手を巻き込む間・テンポ」を意識することができたようでした。
<学生の感想>
「これまで何も考えずに見ていた漫才や落語ですが、たった5分間のネタでも流れを覚えて実演するのはとても難しかったです。芸人の方々がネタを暗記した上でそれを楽しそうに演じて見せているのはすごいと改めて思いました。」
「私は人前に出ることが苦手でしたが、今回の実演を通し、人前で言葉や身振り手振りを通して表現することへの緊張がなくなり、成長できる機会となりました。」
日常の対話をはじめ、授業での発表やプレゼンテーションにおける双方向的なコミュニケーションの在り方についても考える機会となったようでした。
▲学生による実演の様子