【教育研究支援センター】生涯学習講演会『真田幸村の最期と子供たち』開催報告

2016.06.20

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平成28年6月16日（木）大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学　生涯学習講演会「真田幸村の最期と子供たち」を開催しました。

大阪成蹊短期大学名誉教授　岡田保造氏を講師に招き、雨が降る中ではありましたが、北館3階プラムホールがほぼ満席となるほど、多くの来場者にお越しいただきました。

「真田幸村」の名前で知られている真田信繁が、子ども宛に書いた手紙や、大阪冬陣記、難波戦記、薩藩旧記、三河物語など様々な書物から引用された文章を時間軸で整理し、年表としてまとめられた資料をもとに今回の講演は行われました。

岡田先生が直接ヘリコプターから撮影された写真も含め、真田幸村ゆかりの地の写真や、真田幸村が活躍した戦の舞台の地図などをスライドで映し出しながら、戦を前に、日をおって真田幸村がどのような行動をとっていったのか臨場感あふれる講演内容でした。来場者の皆さまは、岡田先生が説明される内容を熱心に資料に書き込まれ、時には笑いも起こりながら大変興味深く聞かれていました。

武勇伝のみならず、子供たちを名家に嫁がせることになった真田幸村の武将としての信頼の厚さが伝わってきました。大阪の陣が終戦した時が、はじめて瓦版が発行された時だと言われており、当時から民の関心が多く寄せられた意味深い戦となったことなども知りました。

最後には来年度の予告もしていただき、次回への期待が膨らみながら、講演は終了しました。

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