OSAKA SEIKEI TOPICS
2017.03.14
お知らせ
調理・製菓学科,国際交流・留学
調理・製菓学科 調理コースでは、2017年2月27日(月)~3月6日(月)に「食文化演習(イタリア食文化研修)」を実施しました。
今回は1年生20名と2年生4名の計24名が参加し、ローマ、ナポリ、シチリアを巡ってイタリアの食文化や食材について学びました。
【第1~2日目:ローマ】
ローマ市内、ヴァチカン市国を見学し、歴史的背景を学びました。人気高級食材店でパニーニを試食し、ミシュラン1つ星レストランでの会食後には、シェフとの質疑応答が行われました。
【第3日目:ナポリ 】
ポンペイ遺跡で、2千年前の暮らしや食文化を学びました。ナポリで一番人気のピザ店での試食を行いました。
【第4日目:シチリア島(バレルモ) 】
バレルモ市街を散策しました。コーヒーの自家焙煎店では、豆の焙煎作業と工程を学びました。
その後シチリアの魚介や野菜を使った家庭料理の試食を行い、ワイナリーでワインの製造過程や歴史を学びました。
【第5日目:シチリア島(マルサラ)】
畑で野菜や果物を収穫した後、シェフから直接シチリア料理の調理法を学び、収穫した野菜や果物を使って実践しました。
また、オリーブ農園の搾油所にてオリーブオイルの製造過程とテイスティングについての研修を受け、ディプロマ(修了証明書)を取得しました。
【第6日目:シチリア島(トラーパニ)】
イタリアの料理学校で、シチリア伝統料理「魚のクスクス」の調理講習を受けた後、「昆布と鰹の出し汁」の取り方を現地の学生にレクチャーしました。現地の教員や学生との交流では料理を通してすぐに互いに打ち解け、非常に有意義な時間を過ごしました。研修後には学生全員がディプロマを取得しました。
その後、ミシュラン1つ星レストランでの会食を行いました。
【第7~8日目】
帰国の途へ
この研修を通し、学生たちはイタリアの食材、食文化に関して、歴史的背景を知ったり、実際に目で見て味わったりしながら学びを深めました。
多くの刺激を受けたことで、調理、製菓への意欲向上や将来の目標設定にもつながりました。
▼ローマ市内・ヴァチカン市国見学
▼ポンペイ遺跡の見学
▼ナポリで一番人気のピザ店でのピザ試食
▼シチリア島でのワイナリー見学
▼オリーブ農園での研修
▼野菜や果物を収穫し、シチリア料理を調理
▼料理学校での「魚のクスクス」調理講習
▼現地の学生との交流、学生全員がディプロマを取得