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《学内レポート》幼児教育学科で「文化講演会」を開催

2017.11.21

お知らせ

幼児教育学科

2017年11月13日(月)、幼児教育学科では2年生の「専門演習Ⅱ」の授業における特別講座として「文化講演会」を開催し、2年生全員が参加しました。

幼児教育学科では年に1度この文化講演会を開き、様々な分野の特別講師を招いて講演をしていただいています。
今回は、トランポリンで夏季オリンピック(アテネ大会・北京大会)日本代表として活躍した廣田遥元選手を講師に迎え、「諦めない心の作り方、意識の世界のはなし」をテーマに講演がありました。

廣田氏は、12歳という周りよりも遅い時期に競技をスタートしましたが、コーチからの「3倍の努力で周りに追いつき、追い越すこともできる」という言葉を信じ、努力を重ねてオリンピック出場を果たしました。北京オリンピックでは練習中の怪我から結果が振るわず、その後引退を考えたという廣田氏。そんな時トレーナーからの「悔しさを持って次の人生をスタートして欲しくない」との言葉に目が覚めて競技を再開し、見事トランポリン全日本選手権大会10連覇を達成しました。

夢を実現するためには、「具体的な夢と、そのために取り組むべき事項を書き出して目に見えるようにすること」がとてもためになったそうです。
そこで学生も、10年後の夢とそれに必要な事項を書き出しました。幼児教育学科ではほとんどの学生が幼稚園や保育園を含む施設から内定を獲得し、いよいよ5ヵ月後には社会へ出ていくという中で、それぞれが将来への思いを改めて見つめ直すことができました。

トランポリンは、ほんの少しの気持ちの変化が演技に影響を及ぼす「メンタルスポーツ」とも呼ばます。廣田氏は競技経験を踏まえ、ネガティブな要因をポジティブに受け止めるトレーニングを繰り返すことで意識を変えることができると語りました。
学生たちにも、思うようにいかない時にはそのような気持ちの整理の仕方を是非身につけて、夢を諦めず努力を続けてほしいとエールを送りました。

世界を舞台に活躍した選手から夢を実現することについてのアドバイスを受けたことで、学生たちは卒業を前にして目標へのモチベーションを高められたようでした。

▼講演を行う廣田遥元選手

▼幼児教育学科2年生全員が聴講

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