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《学内レポート》調理コースが「ヨーロッパ食文化研修(バスク地方)」を実施

2018.04.03

お知らせ

調理・製菓学科,国際交流・留学

調理・製菓学科 調理コースでは2018年2月26日(月)~3月5日(月)の8日間にかけて、「ヨーロッパ食文化研修」を実施しました。今回は調理コース1回生32名と2回生2名の計34名が参加し、美食の街として注目を集めるバスク地方(スペインとフランスにまたがる地域)を訪れました。

1~3日目、スペイン・ビルバオでは「アルチャンダ料理専門学校」を訪れ、学内のレストランでの試食や郷土料理のデモンストレーションを受講後、現地の学生のサポートのもとで料理の実地研修を行いディプロマを取得、料理を通じて現地の学生との交流を深めました。

ミシュラン一つ星レストラン「NERUA」では、テーブルマナー講習を行いました。

スペインを代表する近現代美術専門の美術館、「グッゲンハイム美術館」を見学し、地域特有の文化に触れました。

4日目スペイン・サンセバスチャンでは、「バスククリナリーセンター(料理の四年制大学)」にて施設見学とデモンストレーションを受講しました。講習後にはディプロマを取得しました。

サンセバスチャンでは、市場や洋菓子店などが立ち並ぶ豊かな街並みを散策しました。

その他学生たちは本場の「バル」の店内を見学するなどして、スペインならではの料理とその特徴的な提供方法などを学びました。

5日目、フランス・ビアリッツではチーズ工房の視察を行い、続いて唐辛子が特産の街、エスペレットを訪れました。

サンジャンドリュズでは洋菓子やチョコレートの有名店を見学しました。

スペイン・オンダリビアでは、「世界一のスープ」と呼ばれている魚介のスープを試食しました。

ビアリッツでは街並みを散策しながら、野菜などが豊富に売られる市場を訪れ、現地の食材の流通の様子を学びました。

バスク地方には焼き菓子を扱う店が非常に多くあり、料理だけでなく菓子についても、多くを見て感じて学ぶことができました。

6日目再び訪れたビルバオでは、ミシュラン一つ星レストラン「ENEKO」と三つ星レストラン「アズルメンディ」に分かれ、テーブルマナー講習を行いました。その後ぶどう畑とワイナリーの見学も行いました。

7~8日目、オランダ・アムステルダムを経由して帰国の途につきました。アムステルダムでは市内観光も行いました。

現地の料理学校での研修やレストランでの試食体験、現地の街並みや施設の観察を通じて、異国の空気や食文化・歴史に直に触れて五感で感じ、学びを深めることができました。また、現地で同じく料理人をめざす学生たちと交流できたことは、本学の学生たちにとっても大きな刺激となったようでした。
様々な場面で人として成長する要素があり、今後の将来設計にも活かせる有意義な8日間となりました。

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